ターゲットはFIT(外国人個人旅行者)!
空前のインバウンドブーム!
ブームに乗じて大幅に売上を伸ばしている旅館や飲食店、お土産物屋さんが注目を浴びていますが、一方で団体外国人観光客のマナーの悪さもマスコミ等で取り上げられることが多くなりましたね。それを見て、インバウンド対応にためらっている旅館やホテルも多いのではないでしょうか。
大きな旅館やホテルは、確かに対応に苦慮しており、対策を考える必要があるでしょう。
でも、中小規模の旅館やホテルは、そんな心配は要りません!そもそも、観光バスに分乗して百人以上で押し寄せる団体客は、受け入れが難しいですよね。
では、やっぱりインバウンド対応は中小規模の宿泊施設では無理なのでしょうか?いいえ、決してそんなことはありません!
皆さんのターゲットはFIT(Foreign Independent Tourists)と呼ばれる外国人個人旅行者!この人たちに的を絞れば、テレビや新聞で報道されるようなマナーの悪さに悩まされることはありません。
FITと外国人団体旅行客との違いは!?
FITは旅慣れています。世界各国を旅行している人も多く、世界標準の“旅行者の常識”を身につけています。自分で行きたい場所を探し、自分で旅館やホテル、電車を予約して、自分でスケジュールを立ててやってきます。国籍を問わず、最低限の英語を話します。
また、1人または少人数で行動します。正に中小規模の旅館・ホテルにぴったりのお客様です。
でも、FITって訪日外国人のごく一部なのでは?
いいえ、なんと全体の約3/4が個人旅行者なのです!!
下のグラフを見てください。全体の3/4を占めるのなら、ターゲットをここに絞っても大丈夫ですよね♪
(観光庁「訪日外国人 消費動向調査」より)
ターゲットが決まったところで、彼らに探してもらえる方法を考えましょう!
前述のように、FITは自分で行きたいところもお宿も全て自分で探します。彼らにちゃんと情報が届いていれば、探し当てる可能性大です。でも、残念ながら日本語で発信しても理解できないことが多いんです。ということで、やるべきことは英語での情報発信!
予約サイトを活用する手段もありますが、手数料が掛かるので、自社サイトへ誘導したほうが良いですよね。最初のうちは知名度の高い予約サイトと自社サイトを並行して使い、ゆくゆくは直接自社サイトから予約してもらえるようにする、というのが良いと思います。
2019年のラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピックへ向けて、インバウンドはまだまだ増えます!
インバウンド対応、いつ始めますか?今でしょう!